野良猫が絶滅危惧種のベニアジサシを狩る

沖縄県うるま市の漁港で漁師が絶滅危惧2類のベニアジサシをカメラを持っていた所、ベニアジサシをくわえて歩く野良猫を目撃しました。

野良猫はベニアジサシを捕まえると10分もかからず食べ終えたとのことです。

漁師は、その様子をカメラで撮影しました。

うるま市の漁港で22日、飛来した絶滅危惧2類のベニアジサシをノラネコが捕食する様子を漁師の男性が発見して撮影した。ノラネコはベニアジサシを捕まえると10分もかからずに食べ終え、次の獲物を狙ったという。

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漁港周辺では、昨年から複数人による野良猫への餌やりする姿が目立つようになり野良猫が急増しました。

漁師たちが餌やりを辞めるよう注意したにも関わらず餌やりは続き、現在15匹以上の野良猫に急増しているとのことです。

ベニアジサシはカモメ科の鳥で全長約40cm。沖縄県には5月ごろから飛来し8月から9月ごろまで海岸沿いの岩礁や無人島などで産卵・子育てをします。環境省レッドリストでは、絶滅危惧2類にしていされています。

また、世界自然遺産のやんばる3村ではヤンバルクイナなどの希少野生動物を野良猫や野猫が捕食しているとして、屋外にいる猫をゼロにする計画を作成しています。

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