レプトスピラ症 沖縄・西表島で集団発生 5人に症状

沖縄県の竹富町西表島の河川で8月21日カヌーをしていた石垣市在住の10代男性5人にレプトスピラ症を疑う発熱などの症状があり、検査の結果このうち4人が陽性だったことが分かりました。

カヌーをしていた河川が感染源と見られます。

レプトスピラ症は感染症法で第四類感染症に指定されている細菌性人獣共通感染症です。発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・腹痛などの風邪のような症状から黄疸・出血・腎不全などの症状が出て重症化することがあります。

レプトスピラ症の原因菌はネズミ・マングース・猫・犬などの外で生息している動物の腎臓に潜んでいるとされ、潜伏期間が3~14日ほど。

10代男性5人は8月31日から9月4日にかけて発症しました。全員入院し治療を受け現在も2人が入院しています。

沖縄県内では、レプトスピラ症患者の発生が多く全国の半数以上を占めることがあります。2006年には八重山保健所管内で感染した50代男性がレプトスピラ症が原因で死亡しています。

2022年には、八重山保健所管内でレプトスピラ症に感染した70代男性が死亡しています。

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