令和の時代になっても、野良猫に餌やりをしている方を見かけます。
- お腹をすかせて可愛そう
- 昔から餌を与えている
- かわいいから
などなど、色々な理由はあると思います。
しかし、野良猫も野生動物です。餌を与えることで色々な問題が起きるということを理解した上で野良猫に餌を与えているのでしょうか?
野良猫がどんどん増えていきます
まず、その地域で餌や縄張りの問題で生きていける猫の個体数は限られていると思います。猫は多くて年に2回4~8匹の出産をします。
子猫がお腹を空かせているから・・と餌やりを行うと1組の猫から1年後には20匹以上、2年後には80匹以上、3年後には2000匹以上に増える可能性があるのです。
猫が沢山の子供を出産するのは、自然界で生き残ることができる子猫はほとんどいないからです。そうやって地域の個体数は維持されているわけです。
その自然の摂理を無視し、自己満足で餌を与える行為はその地域で生活できる猫の個体数を遥かに超えた猫を増やすことになります。
餌はもちろん、縄張りも足りなく猫同士の喧嘩も絶えなくなります。
いっときの自己満足を満たすために、不幸な猫を増やしてしまっているということを十分に理解し、野良猫への餌やりは考えてもらえませんか?
餌やりしただけで損害賠償請求が成立するケースも
「自分はこの猫を飼っているわけではなく餌をあげているだけ!」と軽く考えていませんか?野良猫へ餌やりをやり、損害賠償請求が成立した例があります。
「OOしているだけ」と軽く考えているかもしれませんが、それが原因で迷惑している人や精神的に追い込まれる人も居ることをしっかりと考えてください。
また、議員たちには動物愛護法をしっかり考え直して欲しいです。周りからの見た目だけを気にした動物愛護法は、野生動物への餌やりを正当化してしまい取り締まることができなくなりました。
餌やりの行動自体が、不幸な野良猫をふやしているので、餌やりに対しての厳罰を制定して欲しいものです。人気取りのための法ではなく不幸な猫が増えないための法整備をするようお願いします。
無責任に餌をあげるのはやめましょう
環境省による啓蒙の為のチラシも紹介します。これに書かれているマンガが全てだと思います。
「地域猫」という考え方 野良猫に餌をあげてはダメなの?
なぜ野良猫に餌やりをしてはいけないのかとてもわかり易く説明している記事がありましたので紹介します。
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