野良猫が原因? 殺人ダニにさされた女性死亡

韓国の済州道で「殺人ダニ」とも呼ばれるマダニに刺されウィルスに感染した40代の女性が治療中に死亡しました。

女性は、2023年7月6日に病院で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の検査で陽性判定を受け治療をしていました。そして、2023年7月12日に死亡しました。

女性は野外活動はありませんでしたが、陽性判定を受ける4日前に野良猫と接触したとのことです。

小板減少症候群(SFTS)はウィルスを持つマダニに刺されることで発病する感染症で、予防ワクチンや治療薬はありません。そのため人間に感染すると致死率が高い感染症です。

感染時には、高熱・血小板減少・疲労感・食欲低下・嘔吐・下痢・腹痛などの症状が出ます。

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